ヤモヲ的・昭和~平成の名曲カバーを芋づる式につらつらと。

名曲カバーリレー

音楽に関する記事はなにげに初めての投稿です。(過去にアップしたフィッシュマンズは別モノとして)

三度の飯より音楽が大好きなワタクシは、洋・邦問わず、広く・そこそこ深く・時にどっぷりと、様々なジャンルの音楽を節操なく聴いています。
(ちなみに、二人の子供にも「音」に関わる名前をつけたくらいです)

最近、手持ちのレコードやCD、パソコンの音楽データを整理していたところ、「好きな曲とカバー曲」をアーティストやその楽曲の背景なども交えながら芋づる式にまとめたプレイリストを発掘したんです。

「あー、こんなの作ってたな」とあらためてこのプレイリストを聴いてみると、ちょっと前の曲から往年の名曲まで、なんだか懐かしいキモチで聴き入ってしまいました。

せっかくなので、ヤモヲ的「昭和~平成の名曲カバー」を芋づる式に(一部強引な流れもありますが)、みなさまにもご紹介したいと思います。

あらすじ

今夜はブギー・バック / 小沢健二 feat. スチャダラパー

いきなりですが、スチャダラです。とゆーか、オザケンです。フリッパーズ・ギターはワタシの青春です。当時付き合っていたカノジョはこってコテのオリーブ少女でして、そしてオザケンフリークでした。この「今夜はブギー・バック」なんて何千回と聴かされたことか。

1994年リリースのこの曲は、スチャダラと小沢健二のコラボによる楽曲で、30年近くたった今もいろんな人にカバーされている名曲です。

その中で今回ご紹介するのは2009年リリースの、HALCALI(一時期ドハマりしていた)とTOKYO No.1 ソウルセットによるカバー。車のCMでも使われていたので耳にされた方も多いのでは。

原曲とは打って変わって4つ打ちダンスビートにアレンジされ、このライブ映像でもHALCALIちゃん以上にビッケさんがめちゃノリノリで笑。

ラブリー / 小沢健二

そして、オザケンの代表曲といえば1994年リリースの「ラブリー」。この曲を聴けば誰もがハッピーな気分になる名曲ですね。これも死ぬほど聴かされました。この曲もいろんな人がカバーしています。数年前にもカルピス100周年のCMでUAがカバーしてましたね。

ワタシが一番好きなカバーは大橋トリオ。大橋トリオによるカバーアルバムシリーズ第3弾「FAKE BOOK III」に収録されてます。大橋さんの声とゆる~いアレンジがこの曲のハッピー感にドンピシャ。

STAR FRUITS SURF RIDER / Cornelius

そして、オザケンといえばこの人、CORNELIUSこと小山田圭吾。小山田くんの楽曲のカバーってあまりないんですが、1997年にリリースされた、彼の音楽的な方向性を覚醒させたアルバム「FANTASMA」の代表曲「STAR FRUITS SURF RIDER」を、2013年にLantern Parade(ランタンパレード)がカバーしています(レコーディングメンバーにはサニーデイ・サービスの曽我部さんも参加)。

原曲よりも爽やかなアレンジが心地よいカバーです。

Lantern Parade

「STAR FRUITS SURF RIDER」収録

甲州街道はもう夏なのさ / Lantern Parade

ランタンパレードといえば、印象的なフルートの音色と独特の歌詞が印象的な名曲「甲州街道はもう夏なのさ」。毎年今ぐらいの季節になると、夏を感じるような暑い日に、つい口ずさんでしまいます。この曲を、fox capture plan feat.おかもとえみにより、大人の雰囲気のジャジーなナンバーとしてカバーされてます。

この曲はRCサクセションの「甲州街道はもう秋なのさ」という曲のオマージュでもあり、フルートのサンプリングは大貫妙子の「くすりをたくさん」から。

この大貫さんの「くすりをたくさん」という曲、医療へのアンチテーゼ(?)として作られた曲で、詩がぶっ飛んでます。笑

fox capture plan feat. おかもとえみ

甲州街道はもう秋なのさ / RCサクセション

くすりをたくさん / 大貫妙子

都会 / 大貫妙子

そんな大貫さんの「くすりをたくさん」のA面として、1977年にリリースされたシティ・ポップの名曲「都会」は、坂本龍一岡村靖幸によってカバーされています。

この原曲には坂本龍一、細野晴臣山下達郎といったそうそうたるメンツが参加。このカバーも2013年に大貫さんのデビュー40周年を記念したトリビュート・アルバムの一曲で、当時のメンツも再集結してます。

また、最近のシティ・ポップブームの流れにのって、2018年には「都会 / くすりをたくさん」の7inchシングルも再発されています。

あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう / 岡村靖幸

そしてワタシの大好きな岡村ちゃんです。岡村ちゃんの代表曲といえば「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」でしょう。1990年にリリースされたとき、この曲のカッコよさに鳥肌がたったくらいです。映画「モテキ」でも印象的に使われてましたね。

2002年にリリースされた岡村靖幸トリビュート「どんなものでも君にかないやしない」の中で、カーネーション直江さんのバンドによって、めちゃカッコいいギターロックとしてアレンジされています。

カルアミルク / 岡村靖幸

岡村ちゃんの代表曲として、もう1曲忘れてはいけないのがこの「カルアミルク」。ワタシのカラオケの十八番です。「あ行」を「は行」で鼻から抜けるように歌うのがポイント。

そんなことはおいといて、これもトリビュート・アルバムの中でクラムボンがカバーしています。この曲の叙情詩的な世界をクラムボンらしいアレンジで表現した名曲です。
2006年リリースの、クラムボンによるカバー曲だけをあつめたアルバム「LOVER ALBUM」にも収録されています。

他に、土岐麻子さんやDAOKOによるカバーも秀逸です。

クラムボン

土岐麻子

DAOKO

波よせて / Small Circle of Friends

クラムボンの「LOVER ALBUM」に収録されている曲の中で、ワタシが一番好きなカバーです。今ではクラムボンの持ち歌のようにライブでも必ず演奏されているこの曲、リキとサツキの男女ヒップ・ホップユニット、Small Circle of Friends(通称:スモサコ)が原曲。1997年リリースのアルバム「PLATFORM 5」に収録されています。

ワタシも、iモードの3和音着メロでカバーしてました。笑

クラムボン

ナイトクルージング / フィッシュマンズ

続いては、フィッシュマンズの名曲「ナイトクルージング」。こちらもクラムボンがカバーしていて、同じく「LOVER ALBUM」と、2004年リリースのフィッシュマンズのトリビュートアルバム「SWEET DREAMS for fishmans」に収録されています。

クラムボンのボーカル・郁子ちゃんは、佐藤さん亡き後も活動を続けるフィッシュマンズのゲストボーカルとしても参加していますが、佐藤さんが生きていた時に、クラムボンとフィッシュマンズが同じステージに立ったことはなかったんじゃないかな?

このカバーを聴くと、フィッシュマンズとクラムボンがシンクロして、佐藤さんと郁子ちゃんがフワフワと揺れながら一緒に歌っている姿が想像できるんですよね。

クラムボン

ワタクシゴトですが、そんなフィッシュマンズとクラムボンの「ナイトクルージング」をマッシュアップして、MIXCLOUDにアップしていますので、よろしければ聴いてみてください。佐藤さんと郁子ちゃんが同じステージで歌ってます。

(1:42:40あたりから)

いかれたBaby / フィッシュマンズ

続いても、フィッシュマンズの名曲「いかれたBaby」のカバーです。この曲のカバーといえば、だれがなんと言おうと佐藤さんの彼女でもあったMariMariでしょう。2008年に公開された「人のセックスを笑うな」の挿入歌としてサントラ盤に収録されています。

フィッシュマンズの元メンバーであるHakase-Sunのピアノにのせて、切ないくらい愛おしさに溢れたMariMariの歌声が、フィッシュマンズファンにとっては感涙モノのカバーです。

他にも、土岐麻子さんや上白石萌音ちゃんなど、たくさんのアーティストがカバーしていますが、Kan Sanoさんのカバーは必聴です。Kan Sanoさんらしいドープなトラックにのせて、「いかれたBaby」をバラバラにして再構築したような、素晴らしいカバーです。

サーカスナイト / 七尾旅人

Kan Sanoさんつながりで七尾旅人さんです。旅人さんといえば2012年リリースの「サーカスナイト」です。ほんと名曲だと思います。「Rollin’Rollin’」も大好きですけどね。この名曲もいろんな人がカバーしています。その中でも青葉市子ちゃんの弾き語りカバーはヤバいですね。

市子ちゃんの優しい歌声とガットギターの音色、何回聴いても心に染みます。

ナンバーガール向井センセのカバーも好きです。最近では、2020年に君島大空羊文学の塩塚モエカによるカバーもステキです。

青葉市子

悲しみのラッキースター / 細野晴臣

青葉市子ちゃんといえば、孤高のSSWとして音楽界の重鎮たちからも寵愛されています。細野晴臣、坂本龍一、小山田圭吾、U-zhaanを従えた(笑)「青葉市子と妖精たち」による細野さんの名曲「悲しみのラッキースター」のカバーでは、細野さんとデュエットも実現。

おじいちゃんと孫娘みたいな雰囲気が、聴いててほっこりしてしまいます。

青葉市子と妖精たち

終りの季節 / 細野晴臣

続いても細野さんの名曲から。この「終わりの季節」という曲、細野さんが歌うとどこか牧歌的な情景が浮かんでくるのですが、はっぴいえんどの流れを感じる細野さんの詩の内容からは、奥底にあるえもいわれない感情が沸き上がってきます。

そんな世界観を見事にカバーしたのが、2007年リリースの「細野晴臣トリビュートアルバム」に収録された、高野寛 + 原田郁子によるカバーと、矢野顕子レイ・ハラカミによるユニット「yanokami」のカバー。どちらも秀逸なカバーです。

yanokami

ばらの花 / くるり

ハラカミさん繋がりで。カバーではないですが、くるりの名曲「ばらの花」をハラカミさんがリミックス。くるりが2002年にリリースしたシングル「ワールズエンド・スーパーノヴァ」のC/Wとして収録されています。

この原曲もたくさんのアーティスによりカバーされていますが、ハラカミさんのリミックスは、ボーカルトラックこそ岸田くんですが、曲の雰囲気はまさにハラカミワールドが炸裂した作品です。

ちなみに、このリミックスに感銘を受け、ハラカミさんにベタぼれした矢野顕子さんの誘いで結成したのが「yanokami」です。

ネイティブダンサー / サカナクション

続いてもハラカミさんのリミックスワークより。2009年にリリースされたサカナクションの人気曲「ネイティブダンサー」を、「rei harakami へっぽこre-arrange」としてハラカミさんがリミックス。翌2010年リリースの「アルクアラウンド」のC/Wに収録されています。

ハラカミさん独特の浮遊感漂う音像がソリッドな原曲を包み込むようにアレンジされています。ぜんぜん「へっぽこ」じゃないです。

ハラカミさんは、この翌年2011年7月27日に脳出血に倒れ、40歳の若さで他界。そのニュースを聞いたときはショックでした…。

rei harakami (へっぽこ re-arrange)

そして、「ばらの花」と「ネイティブダンサー」の2曲をマッシュアップしてカバーしたのが「ばらの花 × ネイティブダンサー」です。2019年に相鉄線都心直通を記念するCMムービー「100 YEARS TRAIN」の挿入歌として、yui(FLOWER FLOWER)ミゾベリョウ(odol)がカバーしています。(プロデューサーは冨永恵介

この2つの名曲をマッシュアップしてしまおう!という発想が素晴らしいですね。もともとこういう曲だったかのようにしっくりとなじんでます。

ばらの花×ネイティブダンサー / yui×ミゾベリョウ

男の子と女の子 / くるり

続いても、くるりの名曲「男の子と女の子」のカバーです。2002年のリリースされたこの曲を、ハナレグミ(永積タカシ)のプライベート・レコーディングにより作成されたアルバム「帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。」(2005年リリース)でカバーしています。

永積さんの温かい歌声が、原曲の雰囲気を崩すことなく忠実かつハナレグミらしいアレンジでカバーしています。永積さんのカバー作品はいろいろとありますが、選曲しかりアレンジしかり、どの曲もステキです。

エイリアンズ / キリンジ

そんな、永積さんのカバーセンスが駄々洩れしたカバーといえば、この曲かなと。「日本の名曲10選」に選びたいキリンジの名曲「エイリアンズ」を、ループし続けるギターのリフにボーカルを乗っけたアレンジは、永積さんの解釈によりあらたな「エイリアンズ」としてカバーされています。

他にも、いろいろな人がカバーしていますが、有名なところだと、2017年にLINEのCMで流れた女優・のんのカバーですかね。キリンジの堀込さんによるプロデュース(ギター演奏も)で、のんちゃんのかわいらしい歌声が印象的です。

いかがでしたでしょうか。

今回は好きな曲のカバーを中心に辿っていきましたが、好きなアーティストやそのルーツなどからも探っていくと、他の知らなかったアーティストや名曲などを見つけることもできるので、是非みなさんもお気に入りの曲、好きなアーティストから探索してみてください。

今回ご紹介した楽曲のプレイリストを作成しておきましたので、よろしければどーぞー。

ではでは。

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