トップページをオシャレに!サイト型でカスタマイズする方法

こんなSWELLユーザーに読んでほしい!

  • SWELLでトップページをサイト型でオシャレにカスタマイズしたい
  • トップページをスクロールアニメーションで動きを持たせたい
  • SWELLのカスタマイズ沼にハマっている

2021/09/15 ご案内
SWELL 2.5.1 リビジョンアップで、「リッチカラム」ブロックが追加されました!
これにより、「カラム間の余白調整」ができるようになりましたので、記事の内容も適宜変更しました。

目次

SWELLカスタマイズ沼にハマりそうです

前回、メインビジュアルを「自己満足型」にカスタマイズする手順をご紹介しました。

あれからまたコソコソいじったりしてます。

SWELLのカスタマイズって、やりだしたら止まらない中毒性がありませんか?

もうちょっとこうしてみたいとか、懲りだしたら細かな点も気になってちょこちょこいじりだして、んなことばかりやってます。たいして見られてもいないのにー。

そんなことしとらんと、ブログ書きなさいよ。

カスタマイズにのめり込んでしまうのも、SWELLのカスタマイズ性が高いからですね。

WordPressテーマ「SWELL」

17,600円(税込)

シンプル美と機能性の両立。圧倒的な使い心地を追求するWordPressテーマ。ブロックエディター完全対応!

ということで、前回に続き当ブログのファーストビュー以下のコンテンツ部分について、参考にさせていただいた元ネタもご紹介しながら、実際のトップページ(8/6現在)のカスタマイズ過程を赤裸々に解説いたします。

SWELLの機能を完璧に熟知しているわけではないので、半ば強引なことしてるかもしれませんが、そこは多めに見てやってください^^;

トップページをオシャレにカスタマイズするポイント

前回も書きましたが、「トップページは自己満足」のスタンスでカスタマイズをしています。

それでも、いちおう要素は考えて配置しています。

トップページ構成要素
  1. ファーストビュー (メインビジュアルはフル画面サイズ)
  2. 「新着記事/人気記事」エリア
  3. 「ピックアップ記事」エリア
  4. 「カテゴリ別記事」エリア
  5. フッターエリア

大きく分けてこの5つのエリアで構成しました。

なお、各エリアを自由にレイアウトしたかったので、SWELLの基本機能である「記事スライダー」「ピックアップバナー」は使用していません。

また、見出しの英語文字などはすべて画像(SVG)で作成していますので、イラレで大枠のデザインを作成してから、各パーツを書き出しています。

実際のアウトライン構造はこのようになっています。

Tips

Chromeの場合、表示しているページのアウトライン構造を確認できる「headingsMap」という拡張機能がありますのでこれで簡易的に確認しています。

あわせて読みたい
HeadingsMap - Chrome ウェブストア 見出し構造を表示、参照、監査する (アクセシビリティと SEO のため)

トップページをカスタマイズする準備

まずは、前回記事のおさらいから。

トップページを好きなレイアウトでカスタイマイズしたい場合は、固定ページでトップページを作成します。

SWELLの構成として、カスタマイザーで設定できる

  • メインビジュアル
  • 記事スライダー
  • ピックアップバナー

は、「ホームページ」として指定した画面に表示できます。

「ホームページ」の指定はWordPress側で設定するのですが、初期状態は「最新の投稿」がホームページに指定されています。

「ホームページ」をカスタマイズした固定ページに指定すると、「投稿ページ」も固定ページで作成する必要があります。

「???」という方は、深く考えず「WordPressの仕様」だと思ってください。

とりあえず、以下の2つの固定ページを新規に作成しておきます。

  • ホームページ:トップページ用固定ページ
  • 投稿ページ:記事一覧(新着順)を表示するための固定ページ

WordPressのダッシュボードより「固定ページ>新規追加」で作成します。
ここでは、以下の設定だけ行ってください。中身は空っぽで構いません。

固定ページの新規追加画面
ホームページ用固定ページ
  • タイトル:home
    ホームページとして分かりやすい名前で構いません ※画面上には表示されません
  • URLスラッグ:home
    わかりやすくタイトルと同じにしました。
投稿ページ用固定ページ
  • タイトル:新着記事
    画面上に表示されますので、サイトデザインにあわせて設定してください。
  • URLスラッグ:new-post
    こちらも任意です。

これで、中身が空っぽの「ホームページ」と「投稿ページ」用の固定ページが作成できました。

そして、この2つのページを表示できるようにWordPress側で設定します。

WordPressダッシュボードより「設定>表示設定」にある「ホームページの表示」で、

「ホームページの表示」を「固定ページ」にして、「ホームページ」と「投稿ページ」を先ほど作成したそれぞれの固定ページを選択します。

これで、トップページをカスタマイズする準備完了です。

以降の説明では、このホームページに設定した固定ページ「home」を使って作成していきます。

ファーストビュー

ファーストビュー部分のおさらいです。

メインビジュアルをフル画面表示に変更します。

SWELLのカスタマイザーを開き、「トップページ>メインビジュアル」より

■表示設定

  • 「メインビジュアルの高さ設定」を「ウィンドウサイズにフィットさせる」選択

これだけで、メインビジュアルがフル画面サイズになります。

この状態でプレビューすると、ファーストビューはイメージ通りですが、サイドバーをなくしてワンカラムにしたいですよね。

SWELLのカスタマイザーより「サイドバー」を開き、「トップページにサイドバーを表示する」のチェックを外して「公開」します。

当ブログのファーストビュー部分のカスタマイズ内容については、前回の記事を参考にしてください。

続いて、各エリアについてご説明します。

新着記事/人気記事

フルワイドブロックに、リッチカラムブロックでレイアウトしています。

フルワイドブロックは、SWELLパターン「フルワイドセクション」を使用しました。

ポイント
  • 左側のカラムには「投稿リスト」ブロックで最新記事1件のみを大きく表示。
  • 右側のカラムは、「タブ」ブロックで「新着順」の記事リスト「人気順」の記事リストを表示。

ブロックエディタでアウトラインを確認するとこのようになります。

新着記事エリア

表示件数を最新5件に絞り、左側のカラムに最新記事をより目立たたせるようにしました。

右側のカラムに、タブブロックで「新着順」と「人気順」に切り替えるようにし、「新着順」をデフォルト表示。ここに残りの4件を表示します。

ただ、ここでひとつ問題が。

最新記事を左側にもってきたので、右の「新着順」タブには「2番目」から表示したいですよね。
ですが、SWELLの「投稿リスト」ブロックは開始順位までは指定できないので、ググりました。

くうかんしんぷるライフ
ページが見つかりません。 | くうかんしんぷるライフ ミニマリスト主婦くうかのシンプルライフブログ。賃貸・2LDK・メゾネット・4人家族での暮らしに関することすべてをシンプル化すべく奮闘している過程を配信しています。

なるほどですね。
CSSの:first-child擬似クラスを使って「一番目を非表示にする」んですね。

実現方法がわかったところで、ここからは、見出しなどのHTMLアウトライン構造にも気をつけながら各要素を配置していきます。

STEP
フルワイドセクションの配置

パターンよりSWELLの「フルワイドセクション」を選択。

「フルワイド」設定
  • コンテンツサイズ:サイト幅
  • 上下のpadding量:60(PC)、40(SP)
  • 背景色:#ffffff
STEP
フルワイドセクションのH2見出しにインライン画像を設定

H2見出しのテキストを、イラレで作成しておいたSVG画像にしたいので、「インライン画像」で置き換えます。

注意事項
  • 画像の「代替テキスト」(Alt)はきちんと入力しておきます。 ※アウトラインに反映されます
  • 自動的に画像幅が150pxになるので、実際の画像幅を設定します。

なお、インライン画像で配置したSVG画像にも「マーカー線」が引けます。

STEP
リッチカラムを配置し余白を調整

デフォルトではカラム間が詰まったカンジになるので、カラムを入れて間を開けます。

「リッチカラム」設定

カラム間の余白(margin)

  • 左右の余白:4.5rem
  • 上下の余白:1.5rem

通常の「カラムブロック」ではカラム間の余白が調整できなかったので、間にダミーカラムを入れて余白代わりにしていました。

SWELLの「リッチカラムブロック」を使えば、ダミーカラムを使用しなくても、気持ちのいい余白に数値で調整できます。

しかも、デバイスごとの列数設定も可能!

かゆいところに手が届きまくりですねw

STEP
左側カラムにH3見出しを配置

H3見出しを配置し、設定サイドバーでスタイルを「セクション用」に変更します。

インライン画像の設定は「STEP2と同じ要領です。

STEP
左側カラムに最新記事を配置

「投稿リスト」ブロックを配置します。

「投稿リスト」設定
  • 表示する投稿数:1
  • レイアウト:カード型
  • 投稿の表示順序:新着順(降順)
  • タイトルのHTMLタグ:h3
  • 最大カラム数(PC・SP):1列
  • 抜粋文の文字数:160(PC)、40(SP)
STEP
「投稿リスト」ブロックを「グループ化」し装飾

「投稿リスト」ブロックには直接装飾できないので、グループ化してから装飾します。

「グループ」設定
  • スタイル:かぎ括弧
STEP
右側カラムに「タブ」ブロックを配置

SWELLブロックの「タブ」を配置します。

「タブ」設定
  • スタイル:ふきだし
  • タブブロックのID:new-viewpoint ※任意文字で設定しておく
  • 何番目のタブを最初に開いておくか:1
  • タブサイズ設定(PC・SP):テキストに合わせる
STEP
「新着記事」「人気記事」それぞれのタブ見出しにインライン画像を設定

見出しにインライン画像を設定した時と同じ要領で設定します。

STEP
「新着記事」タブコンテンツに最新記事リストを配置

タブコンテンツに「投稿リスト」ブロックを配置します。

「投稿リスト」設定
  • 表示する投稿数:5 ※CSSで1件目を非表示にするため実際は4件表示になります
  • レイアウトを選択:リスト型
  • 投稿の表示順序:新着順(降順)
  • タイトルのHTMLタグ:h3
  • 抜粋文の文字数(PC・SP):0
STEP
CSSで「新着記事」タブの1件目の記事を非表示にする

タブ内の表示件数を4件にするには、参考にさせていただいたCSSコードをご紹介します。

新着記事の「投稿リスト」を選択し、設定サイドバーの「高度な設定」より「追加CSSクラス」に li-first-none と入力します。

編集画面下部「カスタムCSS&JS」の「CSS」に以下のコードを追記します。

.li-first-none > ul >li:first-child { display: none; }

ブロックエディタ上は、5件表示されていますが、プレビューでみると問題なく4件表示になります。

くうかんしんぷるライフのくうかさん(@kuukahan)、Life-Plus50のしおさださん(@bloger_siosada)、有益な情報ありがとうございます!

なお、「人気記事」タブの設定については後ほど説明します。

STEP
「新着記事」ページへのリンクボタンを配置

カラム全体の下に固定ページで作成した「新着記事」ページへのリンクボタンを配置します。

「SWELLボタン」設定
  • スタイル:アウトライン
  • ボタンサイズ設定:標準
  • href:新着記事ページのURLスラッグ

以上で「新着記事」部分は完成です。

人気記事エリア

つづけて、「人気記事」部分の解説です。

SWELL標準ウィジェットの「人気記事」ウィジェットだと、ランキング画像が表示されてますが、固定ページの「投稿リスト」で「人気記事」を設定するとランキング画像は表示されません。

固定ページ内でも表示させるために、「人気記事」ウィジェットで使用されているCSSを移植します。

STEP
「人気記事」タブコンテンツに「投稿リスト」ブロックを配置

「新着記事」のときと同じ要領でタブコンテンツに「投稿リスト」を配置します。

「投稿リスト」設定
  • 表示する投稿数:4
  • レイアウトを選択:リスト型
  • 投稿の表示順序:人気順(降順)
  • タイトルのHTMLタグ:h3
STEP
ランキング画像CSSを移植

「タブ」ブロックを配置したときに設定した タブブロックのID:new-viewpointに対してCSSを移植しますが、2番目のタブだと入力したIDが#tab-new-viewpoint-1となりますので、コードは以下のようになります。

#tab-new-viewpoint-1 .p-postList { counter-reset: number 0; }
#tab-new-viewpoint-1 .p-postList__item::before { top: 0;left: 0; width: 2em; font-size: 12px; line-height: 2; }}
#tab-new-viewpoint-1 .-type-list .p-postList__item::befor{ top: 0; left: 0; width: 2em; font-size: 3vw; line-height: 2; }
#tab-new-viewpoint-1 .p-postList__item:nth-child(1)::before {
	background-color: #f7d305; background-image: linear-gradient(to top left,#f7bf05,#fcea7f,#fcd700,#f7d305,#eaca12,#ac9303,#f7d305,#fcea7f,#f7e705,#eaca12,#f7bf05);
}
#tab-new-viewpoint-1 .p-postList__item:nth-child(2)::before {
	background-color: #a5a5a5; background-image: linear-gradient(to top left,#a5a5a5,#e5e5e5,#ae9c9c,#a5a5a5,#a5a5a5,#7f7f7f,#a5a5a5,#e5e5e5,#a5a5a5,#a5a5a5,#a5a5a5);
}
#tab-new-viewpoint-1 .p-postList__item:nth-child(3)::before {
	background-color: #c47222; background-image: linear-gradient(to top left,#c46522,#e8b27d,#d07217,#c47222,#b9722e,#834c17,#c47222,#e8b27d,#c48022,#b9722e,#c46522);
}
#tab-new-viewpoint-1 .p-postList__item::before {
	position: absolute; z-index: 2; display: block; color: #fff; font-family: arial,helvetica,sans-serif; text-align: center; background-color: #3c3c3c; content: counter(number); counter-increment: number; pointer-events: none;
}

これを、他のページでも使う場合は、SWELLカスタマイザーの「追加CSS」へ、トップページ用固定ページのみの場合は、編集画面下部「カスタムCSS&JS」の「CSS」に追記します。

これで、ランキング画像が表示されるようになりました。

ピックアップ記事

このエリアでは、推し記事を3件ピックアップして表示させます。

ポイント
  • カラム内の「投稿リスト」ブロックに1記事づつ設定する

フルワイドブロックに「3カラム」でレイアウトしています。

フルワイドブロックの中に直接「投稿リスト」ブロックを配置し、「Pickup」で複数の「投稿IDを直接指定」する方法が一般的かと思いますが、記事と記事の間隔や、最新記事のように1記事を装飾したかったので、ここではあえて「投稿リスト」ブロックを各カラムに1つづつ配置して推し記事を指定しています。

のちほど解説する演出パートでも、この方法のほうがいろいろ都合がいいので。

また、フルワイドブロックの背景には、メインビジュアルのカスタマイズの記事でもご紹介した、Lorem Picsumを使って背景にうっすらと画像を加えています。

背景のみ表示

ブロックエディタの「リスト表示」で確認するとこのようになります。

STEP
フルワイドセクションの配置

パターンよりSWELLの「フルワイドセクション」を選択。

「フルワイド」設定
  • コンテンツサイズ:サイト幅
  • 上下のpadding量:60(PC)、40(SP)
  • オーバーレイカラー:#ffffff
  • オーバーレイの不透明度:92
  • 背景画像の設定:Lorem PicsumのURL

Lorem PicsumのURLには、グレースケールにするパラーメータを付与しています。

URL:https://picsum.photos/1600/1200?grayscale

STEP
フルワイドセクションのH2見出しにインライン画像を設定

新着記事エリアの「STEP 2」と同様です。

STEP
カラムを配置

「カラム」ブロックの3カラム「33 / 33 / 33」を挿入します。

STEP
各カラムに「投稿リスト」ブロックを配置

各カラムに、まず「グループ」ブロックを配置してそのなかに「投稿リスト」ブロックを配置します。

「グループ」設定
  • スタイル:かぎ括弧
「投稿リスト」設定
  • 表示する投稿数:1
  • レイアウトを選択:カード型
  • タイトルのHTMLタグ:h3
「Pickup」設定
  • 投稿IDで絞り込む:投稿IDを直接指定 ※推し記事のIDをひとつ指定します。

これでピックアップ記事エリアは完成です。

推し記事が多ければ、3カラムブロックを下に複製して、投稿リストの記事を指定します。

カテゴリ別記事

ポイント
  • 各カテゴリをタブで切り替えカテゴリ別の記事を最大6件表示

このブログのように、親カテゴリの数が少ない場合はいいですが、カテゴリが多い場合はこのレイアウトは不向きかなと思います。

こちらもフルワイドブロックを使用しています。

ブロックエディタの「リスト表示」で確認するとこのようになります。

STEP
フルワイドセクションの配置

パターンよりSWELLの「フルワイドセクション」を選択。

「フルワイド」設定
  • コンテンツサイズ:サイト幅
  • 上下のpadding量:60(PC)、40(SP)
  • 背景色:#f7f7f7
  • 背景色の不透明度:50
STEP
フルワイドセクションのH2見出しにインライン画像を設定

新着記事エリアの「STEP 2」と同様です。

STEP
「タブ」ブロックを配置

SWELLブロックの「タブ」を配置します。

「タブ」設定
  • スタイル:下線
  • 何番目のタブを最初に開いておくか:1
  • タブサイズ設定(PC・SP):固定幅
STEP
それぞれのタブ見出しにインライン画像を設定

見出しにインライン画像を設定した時と同じ要領で設定します。

なお、タブの数は初期状態だと2つなので、ブロックエディタで「+」をクリックして追加します。
カテゴリタブの並び順もエディタ上で簡単に移動できます。

STEP
各カテゴリのタブコンテンツに記事リストを配置

各カテゴリのタブコンテンツに「投稿リスト」ブロックを配置します。

「投稿リスト」設定
  • 表示する投稿数:6
  • レイアウトを選択:カード型
  • 投稿の表示順序:新着順(降順)
  • タイトルのHTMLタグ:h3
  • 最大カラム数(PC):3列
  • 最大カラム数(SP):2列
  • 抜粋文の文字数(PC・SP):0
  • MOREリンクの表示テキスト:VIEW THIS CATEGORY
  • MOREリンクのURL:各カテゴリのURL

これでカテゴリ別記事エリアの完成です。

スクロールエフェクトを追加

※2021/09/05 追記

jQueryや追加CSSを使わなくても、簡単にスクロールエフェクトを設定できる「Blocks Animation」プラグインの紹介記事をアップしました。

過去にご紹介した 「ScrollReveal」を使った内容はこちらにアーカイブしておきました。

前回のファーストビューのカスタマイズで、トップページにだけjQueryも読み込ませたので、せっかくならjQueryを使ってスクロールに連動したエフェクトを入れたいなと思い、いろいろとググってみました。

やりたいことは、画面をスクロールしてブロック要素が表示されたときに「にょきーん」とか「ふわっ」とか気持ちいいエフェクトで表示させたい、ただそれだけです。

スクロール連動エフェクトのjQueryライブラリといえば、

Scrolla

とか、

WOW.js

あわせて読みたい
wow.js — Reveal Animations When Scrolling wow.js is a JavaScript plugin that reveals animations when you scroll. Very Animate.css Friend.

とか、animate.cssに依存するライブラりを試してみたところ、いずれもブロック要素に「データ属性」を追記する必要があるとのこと。

ためしに、見出しを「ぼよよーん」って表示させたいと思い、「Scrolla」が駆動するよう設定してから、ブロックエディタで「見出し」にデータ属性を入れてみました。

見出しを選択した状態で「オプション」をクリック、「HTMLとして編集」「data-animate=”bounceIn”」を挿入すると、

「このブロックには、想定されていないか無効なコンテンツが含まれています。」

と表示され、見出しが見た目どおり表示されなくなりました。

で、「ブロックのリカバリーを試行」をクリックすると、また正常に表示されましたが、再度「HTMLとして編集」でソースを確認すると、挿入した「data-animate=”bounceIn”」が消えてしまいます

編集の際に見た目が崩れることを気にしなければ、ブロックエディタでdata属性を追加することも可能ですが、なんだか後々面倒なことになりそうだったので、「データ属性を設定しなくてもいいライブラリ」を探しました。

スクロールエフェクト「ScrollReveal」を使ってみた

やりたいエフェクトはそんなに凝ったものではないので、ちょっとしたエフェクトを加えらる「Scroll Reveal」を使うことにしました。

ScrollReveal

ScrollReveal
ScrollReveal 4 A powerful new version of the web's favorite scroll animation library, and brand new documentation.

「ScrollReveal」の特徴

  • jQueryやAnimate.cssなどのライブラリに依存せず単体でエフェクト設定が可能で、しかも軽量。
  • エフェクトはJavascriptで細かく設定できて、シンプルでわかりやすいです。

エフェクトのデモはこちらのサイトでわかりやすく解説されています。

あわせて読みたい

スクロールエフェクト実装の準備

トップだけに「ScrollReveal」ライブラリを読み込ませるため、前回jQueryを読み込ませる際にfunction.phpに追記したスクリプトに一行追記します。

function addScript() {
	wp_deregister_script( 'jquery' );	
	if ( is_home() || is_front_page() ) {
		wp_enqueue_script('jquery', 'https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.6.0/jquery.min.js');
		wp_enqueue_script('reveal', 'https://unpkg.com/scrollreveal');
	}	
}
add_action('wp_enqueue_scripts', 'addScript');

エフェクトさせたい対象ブロックを決め、そのブロックに「追加CSSクラス」で任意のクラス名を設定します。

ここでは、

  • 「新着記事/人気記事」エリアを下からフェードイン
  • 「ピックアップ記事」エリアの3つの記事を順番にクルクル表示

を実装します。

スクロールエフェクトの設定

「新着記事/人気記事」の場合、フルワイドブロック全体にはエフェクトが設定できないようなので、SWELLボタンをのぞく配下のブロックをすべて選択し「グループ化」します。

そのグループに対して、「追加CSSクラス」でbox-finを設定。

続いて、「ピックアップ記事」エリア3つの記事(グループ)にも、左からpickup1 pickup2 pickup3 とクラスを設定し、それぞれエフェクトを設定します。

ScrollRevealのスクリプトはこうなります。

window.sr = ScrollReveal({ reset: false });
// 新着記事/人気記事エリア
sr.reveal('.box-fin', { duration: 800, delay: 200, origin: 'bottom',  scale: 0.1, mobile: true});
// ピッックアップ記事エリア
sr.reveal('.picup1', { duration: 600, rotate: { x: 0, y: 180, z: 0 }, delay: 400, mobile: true });
sr.reveal('.picup2', { duration: 600, rotate: { x: 0, y: 180, z: 0 }, delay: 700, mobile: true });
sr.reveal('.picup3', { duration: 600, rotate: { x: 0, y: 180, z: 0 }, delay: 1000, mobile: true });

実際のスクロールエフェクトはこうなります。

ScrollRevealのエフェクト設定方法はLIGさんのサイトでも紹介されているのでそちらをご参照ください。

株式会社LIG(リグ)|DX支援・シス...
ScrollReveal.jsを使ってスクロールしたらふわっと表示される動きを作ってみよう | 株式会社LIG(リグ)|DX... 簡単にできる!LIGのフロントエンドエンジニア・ぜんちゃんが、スクロールしたらふわっと表示されるアニメーションを、ScrollRevealを使って実装してみました!

SWELLカスタマイズ沼へようこそ

ということで、このブログのトップページ部分のカスタマイズ例をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?

SWELLユーザーの人たちがどんなカスタマイズしているのか、SWELLブログを夜な夜な徘徊しては勉強させていただいてます。

いかんせん、SWELL歴も浅いので至らない部分が多々あるかもしれません。
ツッコミどころがありましたら優しいお心でご指摘いただけるとうれしいです^^;

そして、まだまだカスタマイズの修行は続きます。

というか、「雑記ブログ」書きなさいよ。

ではでは。

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「自己責任」でお願いします^^;

当ブログでご紹介しているようなカスタマイズ(←本来の意味での)をしなくても、SWELLの基本機能だけで十分オシャレなブログ・サイトが構築できます。

テーマ選びに迷ったらSWELLを選んでおけば間違いないです!
(カスタマイズ沼にハマらないようご注意ください^^;)

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